ハタオリマチノキオク
バスツアー翌日の10月7日と8日は、富士吉田市が主催する「ハタオリマチフェスティバル」へ。昭和の面影を残す建物、街灯、アーチ看板と富士山がトレードマークの町で「これからの産地はどうあるべきなのか」という問いへの手がかりを探して歩き回った。
産地の学校×ヤマナシハタオリ産地バスツアー
「産地観光について考えてみよう」。夏に実施した「YOSANO TEXTILE EXPERIENCE」をきっかけに、与謝野の可能性について考えるようになっていた。
ひらく織 最初の訪問者
この夏、ひらく織チームに一通のメールが届いた。関祥汰くん、21歳。文化服装学院に通う青年からのコンタクト。つづる織・西脇訪問の記事をきっかけに丹後産地に興味をもち、実際に丹後を訪れたいという連絡だった。ひらく織チームが始動して4ヶ月、最初の訪問者が盛夏の与謝野にやってきた。
YOSANO TEXTILE EXPERIENCE
与謝野に移住して2年、機織りの世界に片足をそっと入れて1年。
テキスタイル制作に機屋さんとのつながり、それは数年前に思い描いていた産地でのライフスタイルそのもの。大江山連峰や阿蘇海という自然に囲まれた暮らし。美味しいお米に野菜、地魚、ジビエ。与謝野に移住して本当によかったと毎日思う。「こんなにも面白くて可能性にあふれる場所があったなんて。知られず、知らされずにいた宝物。独り占めなんてもったいない。水先案内人になって、まずは私の手の届く人たちに知らせよう」。雪解けの頃から思い描いたプログラムを「YOSANO TEXTILE EXPERIENCE」と題して、この夏に実施した。
セコリ荘の宮浦さんがやって来た!
日本の織物産地視察を2013年に開始し、広く深い活動を展開するセコリ荘の宮浦さん。
私たちのプロジェクトでも相談をお願いしている。
5月末にご縁あって町内を案内。丹後の機屋とその周辺を巡った1日。