新しい風 tamaki niime
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「 tamaki niime 」
率いる玉木新雌(たまきにいめ)氏は今年39歳。びっくりした。
30代にしてこれだけの環境を形作っている、実現している。
どれほどの情熱と努力を注いできたのだろうか。
福井出身で、理想の生地を探し求めて播州にたどり着いた。当日案内をしてくださったのは石塚真奈さんと阿江(あえ)美世子さん。お二人を含め総勢20名のスタッフが、日々ラボと呼ばれる工房で作品を生み出している。ここでは鉄骨の柱も織機も白くペイントされて明るく光があふれ、この日も玉木氏のお父様がペンキを塗っていた。新進気鋭のブランドを支える根っこの暖かさを感じて、一同ほっこり。天井を抜いたラボに、白がはえるモダンな環境だ。思わず、前に働いていたSANDWICHを思い出した。カリスマ性のあるリーダーを筆頭に世界へ発信するチーム。
阿江さん曰く、「玉木氏はストイックな天才、ひとつひとつ疑問の目を持って物事をながめるタイプ」。スタッフはそれについていく、とも。でも、ここではただ着いていくだけではいられない、それはすぐに分かった。さっきまで染色をしていたスタッフがラボ案内をしていたり、ショップへ来ていたり。
少数精鋭のスタッフは役割を固定せず流動的にうごく。
その時に必要なこと、個人の能力を活かし、瞬発力も必要。やりがいがあってエキサイティング、けれど体力的には大変だ。これは私自身の経験からもよく分かる。だからこそ、ショップとラボを仕切るガラス越しに見えるお客さんの表情がエネルギーになる。お客さんからラボの様子が見えるだけではない、視線が自由に行き交うことが相乗効果となって作品に色を乗せていく。そしてここでは、お客さんがラボに見学に入り、スタッフもショップへと足を運ぶ。境界線を越えて、作り手と受け手が一緒に作品を生み出しているような、そんな環境だ。説明をしてくれる阿江さんご自身のテンションもどんどん上がっていく。世界へ打って出る現在の仕事に、楽しい!というエネルギーが溢れんばかりだ。
ラボ案内をしてくれた石塚さんは京都造形芸術大学の染色コースを卒業し、入社。染色・織り・デザインを担当している。
「ひらめいたら作ってみよう」
という気風で、スタッフ自身の感性やアイデアを作品に取り入れることができる、理想的な職場。できあがった作品(の卵!?)を見て、玉木氏がアドバイスをしたり、少し手を加えたり。スタッフは皆黙々と作品づくりに集中している。染めて、織って、洗って、干して、タグをつけて。そしてショップに並べる。
ウェブサイトや広報で目にするカラフルなショールがたなびく風景は、日常のことだったのだ。
春先のこの日はイエローを中心とした色が広がっていた。
ちょうどイエローのアイテムが欲しくなっていた私はすとんと納得。
日本の風土に根ざし、ともに季節の訪れや変化を感じているから、肌感覚で求める色が近くなるのは必然。
同じ今日を生きている人たちが生み出すもの。
そうして人と自然のリズムを織り入れているから、
「同じものをたくさん作らない、作りたくない」
「糸も同じ色ではたくさんは染めない」
という作り方にも納得。
次は玉木さんご自身と、
スタッフの皆さんと与謝野チームと、
たくさん話ができたらいいな。
きっとまた!
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テレビで見て、初めて訪れて以来、一目惚れした作品を連れ帰って愛用しています。老若男女問わず、誰かのプレゼントにもお世話になってます。両親も肌触りの柔らかさや色合いを気に入ってくれてます。次はどんな作品に出会えるかな…。
ひとつひとつの色味が違うので、あの人にはこの色かな?と考えながら選ぶのが楽しいですね。