「ひらく織」メンバー紹介 #2原田編
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11歳、家族で訪れたニューヨークにて。旅の原点。左端が私。
「ひらく織」メンバー自己紹介第二弾は、ライター役の原田編。
- 原田美帆(はらだみほ):通称 ダーさん
- 昭和56年6月10日生まれ(36歳)
- 学歴
2007年 京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了
2005年 京都市立芸術大学美術科彫刻専攻卒業
2003年 Nova Scotia College of Art and Design (Canada, Halifax) 交換留学
- 職歴
2015年 PARANOMAD(パラノマド)設立
オーダーメイドのインテリアテキスタイル制作を始める。
2014年 BLUEARCHITECTS (Switzerland, Zurich)
インターンとして模型制作やリサーチを担当。海外における生活と働き方を体感。週末はPeter Zumthor(ピーター・ズントー)の建築やスイスの都市を巡る。
2010年 – 2014年 株式会社SANDWICH
彫刻家名和晃平氏が率いる現代美術スタジオにて作品制作、素材研究、アーティスト・イン・レジデンスプロラム、スタジオリノベーション、スタジオ維持管理などを担当。表参道GYREにて開かれた展覧会、「KOHEI NAWA | SANDWICH」マネジメントを務める。
2007年 – 2011年 セキスイハイム近畿株式会社
インテリアコーディネーターとして戸建住宅の内装を手がける。空調・照明・間取り・造作家具・タイル装飾・カーテン・家具などの提案と設計を担当。
- 機屋になった理由 / 人生のターニングポイント
SANDWICH時代、作品制作中に「オーダーメイドカーテンをつくる」というアイデアが突然降りてきた。「窓から見える景色やそこに住む人の世界観からデザインするカーテン。これだけオーダーメイドがある世の中にまだない。私が作ればいいんだ!」と心が震えた。
大学院時代の作品。スウェーデンの森で撮影。
思い返せば、学生時代から布を素材として使ったり、洗濯物がはためく風景をモチーフにしたりと「テキスタイル」に魅かれていた。留学し作品制作に息詰まっていたとき、先輩が
「織物はタテ糸とヨコ糸を経と緯と書く。
経度と緯度、つまり空間を作るもの、建築でもあり彫刻でもある」
と話してくれた言葉を、何かの啓示のように忘れることはなかった。ガチガチに固まっていた21歳の私を解きほぐしてくれた先輩は黒田朋子さん。現在はフリーランスインテリアデザイナーとして「QUAILAS(カイラス)」を設立。大病を得たことをきっかけに、手仕事による刺繍作品を手がけるようになり「UMU(ウム)」を立ち上げる。そして、自身の闘病生活で得た「今日が人生で最後の1日だとしたら自分ではない誰かのために在りたい」という思いから株式会社ライフサカスを共同創業。肩書きや分野をしなやかに縦断し活動している。
留学当初、住む場所が見つからずに謎のゴミ屋敷を掃除していた私と黒田さん。
戦友のような関係になって、今でもお互いのことを「隊長」と呼んでいる。
大学院終了後、インテリアコーディネーターとして数多くのカーテンを見てきた経験と、社会人になり友人がたくさん出来て、彼らが生活空間に価値を置いていることが分かったこと。私はアーティストにはなれなかったけれど、友人たちのためにインテリアアイテムを作ること、デザインすることならばモチベーションを維持して活動していけると気が付いたこと。すべてが一本の道につながっていた。ここ与謝野で織物を始めた時、ようやく私にとっての「彫刻」が始まったと思った。
たくさんの仲間に囲まれて、前列左から3番目。
「自分の作品を作る」ことから「その人のために自分の持てる技術を活かす」ことにシフト。
- 商品について
カーテンやタペストリーなどインテリアの布。生活空間を包みこむ布づくり。
- 機屋のここがおもしろい
彫刻であること。
世界唯一の布を生み出せる、それに挑戦できること。
- 挑戦したいこと
いろんな機屋さんとの共同制作。
素晴らしい技術をもった機屋さんに制作を依頼できる関係が作りたい。
- 趣味
旅、パン
PARAPANという名前でパン焼き活動中。
最近、テキスタイルもパンも「生地」でつながっていると分かり、活動の軸はぶれてないと確信。
- 好きなお酒、銘柄
与謝娘酒造の中汲み純米吟醸原酒、与謝野ホップを浮かべたビール
- 好きな雑誌
TRANSIT
- 好きな食べ物
パン、縄屋さんのお料理
- 苦手な食べ物
ホルモン
- 尊敬する人
パン職人
- 好きな音楽
Fishmans、コトリンゴ
ひらく織チームは同世代の地域の機屋で構成されている。そこに移住者であり機屋ではない私を仲間として受け入れてくれたこと、「ダーさん」なんて中学生みたいなアダ名をつけてくれたこと、とても嬉しかった。
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